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「なにやってんすか？」
笑い声が聞こえて、ハッとする
貸し切りと思っていた誰もいない夜の芝生の丘
寝転がる私を上から見下げるジョングクくん
「さっき、大広間出ていくところ見えて
なんだかフラフラしてたから
大丈夫かなって追いかけたんですけど
酔ってそうだったから、水買って
また追いかけてきてみたら……
こんな奥でコロコロ転がってるから
びっくりしましたよぉㅋㅋㅋㅋㅋ」
はい、水って、
ペットボトルをくれる
そして、私の横に座るジョングクくん
「Aさんって、酒強いイメージだったけど
酔うと、転がるクセがあるんすね」
完全にからかわれている
ほんと、恥ずかしいんですけど……
「あ、あの、ジョングクくん
戻らなくて大丈夫？
ジョングクくんは、今年入社だから、会場にいた方がいいんじゃない？
それに、今日は、ジョングクくん、大活躍でみんな探してると思うよ」
恥ずかしくて、早口になってしまう
1人にしてくれ…そして、今の事は忘れてくれ
「Aさん、かわいい」
優しく微笑みながら、頭についた芝生を取ってくれる
「いつも、しっかり者のヌナなのに…
ギャップにやられちゃうな
ほんと、今日のAさん、超かわいい」
「そんなこと言うなら、ジョングクくんだって……」
さっきのジョングクくんを思い出して
そして、そのジョングクくんが目の前にいるという事実に胸がきゅんとして
「オレがナニ？」
また、こんな雰囲気の時だけ
敬語もとって、「オレ」感だしてくる
「ん？」
返事を催促する満月に照らされた顔が、いつものかわいいウサギくんじゃないんだ
満月の日に出てきたオオカミになっている
「だから……さっきのジョングクくん
ダンスも歌もすごかったなって」
「すごいって？上手ってこと？」
「うん……とても上手で……
んー、めっちゃかっこよかったよ」
「Aさんの心にちゃんと、届いた？」
え……
「ねぇ、どーなの？」
「あ…うん、ちゃんと心に響いたよ」
それならよかったって、独り言のように呟いて
「Aさんに届けって、そう思いながら歌ったから……」
そして、じっとみつめてくる狼な視線に耐えきれず、目をそらす
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みんと(プロフ) - うぎサマ！コメントありがとうございます♡楽しみにしていただいてるなんて、めっちゃ嬉しいです！もうすぐ終わりますので、なるべく早く仕上げます( ˶ˊᵕˋ)੭♡ (4月13日 19時) (
レス) id: 0d75cfc572 (このIDを非表示/違反報告)
うぎ(プロフ) - 初めまして！いつも続きが気になります…楽しみに見ています(*´ω｀*) (4月13日 16時) (レス) @page27 id: 661e8fa499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2024年4月2日 21時
