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「お前に、こんな深い傷を残して……
ほんとに、悪かった」
そして、私の頬に流れてきた涙を親指で拭い、手を取った
「マジで、ごめん……
あん時は、お前に待っとけって言えるほど、
自分に自信がなかったんだよ
手放してやる方がお前にとって幸せなんじゃねえかって
勝手に判断して…
好きだから、手放した………
めっちゃ後悔したし、未だに後悔してる
もう絶対あんなことしねぇから」
いつも、なかなか「好き」なんて言葉を使わないユンギさんが、こんな話するんだもん……
ユンギさんが、
本気で…一生懸命話してくれているのが伝わる……
ソウルに帰ってきてから
何度も何度も謝ってくれて
どんどん涙が出てくるよ
「もう、泣かせねぇから……
だから、また……」
付き合ってた頃によく見た、
私だけに見せるユンギさんの優しい顔と話し方……
私だけが見れた特別な甘いユンギさん
ユンギさん……
「あぁぁーーー！！
そこっ！！なにやってんだぁーーーーー！」
と、
響き渡る大きな声
思わず目を向けると、
こっちに向かおうとするジョングクくんが、
ナムジュンとホソクに捕まえられ、
テヒョンに「行っちゃだめー！！」って通せんぼされている
「おまえ、空気読めよ……
今日のとこは、先帰ろっ
ヒョンがアイス買ったる」
ジミンもなだめている
気まずい……
でも、気まずさよりも、何か違う感情も……
ボーッと騒いでいる方を見ていたら
私の手を握るユンギさんの手に、ぎゅっと力が入った
「おまえさ……
もう、他に好きな奴、出来たんじゃね？」
えっ……
「今、ここで、オレの胸に飛び込める？」
そんなの……
そんなの……
少し前までの私なら……
で、今の私は？
分かんない……
色々分かんない……
ユンギさんの手を振り払った
そして、
心配顔のみんなの横を全速で走って、
旅館に向かった
「A？」
「おい、A！」
「Aさん！！」
私を呼ぶ声が聞こえたけど、
今はどうだっていい
自分が分かんないよ……
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みんと(プロフ) - うぎサマ！コメントありがとうございます♡楽しみにしていただいてるなんて、めっちゃ嬉しいです！もうすぐ終わりますので、なるべく早く仕上げます( ˶ˊᵕˋ)੭♡ (4月13日 19時) (
レス) id: 0d75cfc572 (このIDを非表示/違反報告)
うぎ(プロフ) - 初めまして！いつも続きが気になります…楽しみに見ています(*´ω｀*) (4月13日 16時) (レス) @page27 id: 661e8fa499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2024年4月2日 21時
