Snow ButterFly (ページ33)

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episode.33 ページ33

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『안녕하세요(こんにちは)〜』

デビュー前に慣れるため何度かやって見なさい、とマネージャーのジウォンオンニから言われたのがVLIVE。
対面じゃなく画面越しなら緊張もまだ和らぐでしょう、と言われたがデビュー前のLIVEは、全て緊張でしどろもどろになってしまっていた。

それでも見てくれる方は想像以上に優しい人ばかりで、"ゆっくりでいいよ！"や"デビュー日が待ち遠しい！"など、そんな温かいコメントで溢れていた。

それもきっと、VLIVEをする度に通知を見てなのか大体先輩が覗きに来てくれてコメントをくれる影響が大きいだろう。
現にデビュー出演が無事終わってLIVEを始めれば、直ぐに見に来てくれている人が一人。
コメントはしないけど見てるよ、とカトクの通知が来ている。

『わ、凄い。沢山集まってくれてる、ありがとうございます！』

＿＿デビューおめでとう！
＿＿スノのステージ本当に感動したㅠㅠ
＿＿グクの言ってた通り、一瞬で虜になったㅎㅎ

『わ〜〜笑ジョングギさんのあの言葉は本当にプレッシャーになったんですよ〜、褒めて貰えて有難いんですけど』

無事にステージが終わったものの、大先輩からの期待した言葉はプレッシャーで歌もダンスも上手く出来るか不安になったが、実際は練習よりも上手くいき満足のいくものとなった。

"本当に良かった""感動した"
そんなコメントが溢れ出し、称賛の言葉が多い事にまだあまり慣れなくて、恥ずかしい気持ちを隠すように画面外にある服の裾を少し握る。

『ダンスも歌も後はトーク力も、沢山これから身に付けていって沢山みんなと交流出来ればと思います！これから宜しくお願いします！』

そう言いLIVEを終わらせれば直ぐにスマホが震え着信が来ていることを知らせる。
画面にはつい先程見ているよ、と連絡をくれた人本人だった。

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